伊香保温泉の石段の途中にあるおまんじゅう屋さん田中屋
伊香保温泉といえば石段というほど誰もが思い描く景色だと思います。
実際に石段にそって温泉の源泉が流れ、左右の宿や日帰り温泉施設に供給されているので、この辺りの宿に泊まれればザ・伊香保を体感できる事でしょう。
わたしは離れたところに宿泊したので石段まではバスやタクシーを利用して観光しに来ました。
バスを降りるとすぐ目の前に石段が広がっています。
キレイに整備された石段は上に行くほど幅は狭くなり、お土産屋が立ち並び、大きな旅館もあったりして雰囲気が出てきます。
伊香保は戦いで負傷した兵士を癒す目的で真田昌幸が石段も含め整備し、温泉街としたそうです。
タクシーの運転手さんに教えてもらったのですが、伊香保神社が近くなると石段街はクランクの升形に設計されています。さすが戦上手の昌幸だなぁ、と思いました。
ここから365段。
2010年に整備された際に365日賑わうようにとの意味合いでこの数が押されるように…
温泉街の戦略にまんまと乗っかって、誕生日の石段に立ち写真を撮りました。
365段登り切ると伊香保神社への参道と続きます。
石段街でいくつか見かけた温泉まんじゅうのお店。
どこが美味しいとかリサーチしていなかったので目に留まったお店に並びました。
並びながら製造工程が見られます。
2名体制で手際よくあんを包み、セイロに載せ、板で平らになるよう押しつけ、粉を振り、蒸し器へ。
お客さんの様子を見ながら作っているようなので少し待ちが出たりしますが、温かいのを包んでくれます。
1個売りもしてて90円。箱入りだと少し割高になります。
ほんのり温かく、皮が少ししょっぱくて、こし餡は適度な甘さ。
昔ながらのおまんじゅうは美味しかったです。